事業承継体験談

大企業サラリーマンから中小企業の社長になるのは全然簡単じゃない

大企業サラリーマンから中小企業の社長になるのはそんなに簡単じゃない

今、日本政策金融公庫の融資審議待ちの状態なのですが待ってるだけというのも勿体無いので、無給にて会社で働かせてもらってます。

働いているというよりは社内で業務の様子を見させてもらってる感じですが。

前も1ヶ月間、週3日ほど体験という形で研修してもらいましたがその頃より状況が進んだ為、業務内容もより踏み込んだ内容になりました。

より踏み込んだ事で自分の中でも色々と課題が見えてきたのですが一番キツイなーって感じているのが企業文化の違いです。

私が感じた企業文化の違い

私は前職で大企業でサラリーマンをしてました。

大企業での仕事は広く浅く仕事をこなす事が多かったです。

というのも労務単価が時間辺り1万円なので、労務単価以上の生産性の高い仕事が求められてました。

なので単純作業だったり詳細部分の細かい設計などは自分で全部こなすのでなく、自分より労務単価の低い人にやり方を整えて依頼して進捗状況を管理するのが主な仕事でした。

対して中小企業だと時間辺りの労務単価は安い為、他の人に頼むより自分の手を動かしたほうが安上がりとなります。なので自分でできる事は基本的になんでも自分でやるといった文化です。

その為自社の商品やその周辺知識が深いですし、簡単な工事作業、例えばコネクタの取り付けだったりなんかもできます。

対して私の場合、図面をぱっと見て要点を手短に掴む事は得意ですが、より深くパーツ1つ1つの知識が浅いです。

工事なども基本的に手を出す事がなかったのでコネクタの取り付けなんかできません。

向こうから見ると大企業にいたくせに何もできないじゃないかという目で見られてしまいます。

よく転職して大企業から中小企業やその逆の中小企業から大企業へ行くと苦労するというのを聞くのもこういった企業文化の違いによるものが大きいのかなと感じました。

将来的には大企業での経験はいきるはず!!

大企業での経験が全く役にたたないかと言われるとそんな事はないと考えてます。

業務を覚えて社長という大きな歯車が1年後に居なくなっても会社が回る歯車になれた後には大きく役立つと確信しています。

会社を大きくしていく為には一人一人の生産性を高めていく必要があります。

生産性の高い仕事をするためには、優先順位を正確に判断したり業務を外部に依頼したり、互いに業務を分担して素早く効率よくこなす為の仕組みづくりが必要になりますが、そういった能力は10年間のサラリーマン生活で非常に鍛えられました。

また社長の役割で一番大切なのは社員を路頭に迷わせいよう安定的に会社を運営していく舵取りです。

最近は技術も置かれている状況の移り変わりも早いので上手く時流に乗る為に情報を仕入れたりして生き残っていく方策を常に考えていかなくてはいけません。

あまりにも沢山の仕事を社長が抱えすぎると、最も大切な業務がおざなりとなる可能性があります。

それを防ぐためにもどんどんとシステム化して自分が一番やらなくてはならない業務に集中できる環境を作る、そういった時にサラリーマン時代の経験は大いに役立つはずです。

これからの戦略!!まずは文化に溶け込んで溝を埋める

私が継ぐ会社は社長と従業員1名の会社なので社長の業務が多岐に渡ってます。

営業、問い合わせメールへの返信、新商品の開発、新商品の仕様書に取扱説明書の作成といった通常の業務(これだけでも多いですが)に加えて社会保険の手続きなどの労務、年末には決算書作成など経理の仕事もあります。

更には自社サーバーの設置やホームページの更新まで。

スーパーマンのごとく手広く仕事をしています

十数年間かけて1個1個自分で手掛けてノウハウを積み重ねてきた結果なので当たり前なのですが、これを1年で全て自分のものにしなくてはいけません。

覚える事が多すぎてオーバーフローしそうでちょっと途方に暮れてます。

とはいえ、出来ないなんてそんな甘えた事は言えません

自分で決めて飛び込んだ世界ですし、向こうも自分を信頼して選んでくれたという事もあるのでその信頼を裏切らないようこれから1年間は必死で泥臭く仕事を覚え、認めてもらえるように頑張ろうと思います。

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