事業承継体験談

サラリーマンからはじめるM&A事業承継|4話~事業引継ぎ支援センターに登録~

M&Aマッチングサイトを通じて、せっかく交渉を進める事ができたのにM&A仲介業者の人と上手くいかず交渉決裂してしまいました。

サラリーマンからはじめるM&A事業承継|3話~M&A仲介者とギクシャクして案件お流れに~M&Aマッチングサイトを通じて見つけた会社へスピードを意識して問い合わせをした結果、無事交渉の舞台に乗ることができました。社長面談を開いてもらい社長の思いを知り、自身も継いでいきたいという思いが生まれました。また社長も僕に好感を抱いてくれ、是非とも交渉を進めていきましょうという事になったもののM&A仲介者とうまくいかず交渉中止に...

この経験を通して、M&Aは自分と相手方の社長、そして間に入る仲介者とも上手い人間関係を構築して進めていかないと駄目という事をしりました。

そして、せっかく上手くいきかけたのに決裂した事がショックで別の案件をマッチングサイトで見つける気力がおきません。

だけどもボーとしてても仕方がないし一度の失敗でやめてしまうのも勿体ないので、別の方法で会社を探す事にしました。

事業引継ぎ支援センターに行くことに

事業引続ぎ支援センターとは国が運営している後継者不在の会社と後継者をマッチングする為の機関です。

詳細は下記記事参照ください。

事業引継ぎ支援センターに登録してM&A案件を紹介してもらおう|登録方法から紹介してもらう為のポイントを徹底解説!会社を買いたいと考えて、ネットのM&Aマッチングサービスを利用してみたものの自分が探している業種が中々見つからなかったり、ようやく見つけたとしても交渉に進めなかったりします。そこでネットのM&Aマッチングサービス以外での案件の探し方として国が運営している「事業引継ぎ支援センター」がおすすめです。事業引継ぎ支援センターではマッチングからM&Aのサポートを受ける事ができます。この事業引継ぎ支援センターへの登録方法から使用方法を紹介します。...

ここに登録すると自分の今まで職歴や資格等から合っている会社があれば紹介してもらう事ができます。

自分で紹介してもらいたい会社を選ぶ事は出来ませんし、紹介してもらえるまでに時間がかかったり最悪の場合紹介して貰えない事も多々あると聞いていたのでそこまで期待はしてませんが、登録すれば多少は事業承継の確率が上がると思い登録する事に。

とりあえず登録方法が分からないので問い合わせ先に電話をかけてみると創業セミナーを受講するようにとの事でした。

事業引き継ぎ支援センター登録の為に創業セミナーを受講、以外と役に立つ

事業引継ぎ支援センターにて登録する為には創業セミナーを受ける必要があり、ちょうど1か月後から創業セミナーが始まるそうなのでさっそく申し込む事に。

創業セミナーは隔週の水曜日に行われるのでサラリーマンの僕には中々厳しい日程でしたが

無理やり予定をやり繰りして創業セミナーに参加する事にしました。

創業セミナーには自分でこれから起業を考えている人や既に起業している人が沢山参加しており、参加者の方の仕事内容を聞くのはとても為になりました。

創業セミナーの講義では、

  • 事業計画書の書き方や実際に書いて講師にフィードバックがもらえたり
  • ・事業コンセプト内容を見つめなおし説明して、参加者のコメントを元にブラッシュアップしたり
  • 損益計算書や貸借対照表の読み方や作成方法に加えて資金調達方法について講義があったり

といった起業してやっていくための基礎知識を分かりやすく教わる事ができます。

更に全4回のセミナーを全て参加すると会社設立時の登記にかかる費用が減免されて半額になるので安く会社を設立できますし、創業融資の融資枠が1000万円から1500万円に拡大され借りやすくなるそうです。

事業引継ぎ支援センターにて面談へ

事業引継ぎ支援センターに初めて連絡してから3か月、ようやく条件をクリアし面談にこぎつける事ができました。

面談日の予約をした際に、職務経歴書と履歴書と登録用紙を記載してもってくるようにとの事でした。

職務経歴書と履歴書は虚偽の記載はしませんが、アピールポイントだと思う部分は漏れる事なく記載しました。

また登録用紙にはどんな業種の会社を紹介してもらいたいか書く欄があり、なるべく業種を絞らず沢山の業種を書いたほうが紹介してもらえる可能性が上がるかなと思い、少しでも知見のある業種を目いっぱい書いて面談に望む事にしました。

登録用紙の業種に関して突っ込まれまくる

面談では2名の方と面談をする事となりました。

経歴書と履歴書を渡して、自身のやってきた仕事内容や強みなどをアピール。

まるで就職の面接みたいです。

自身の経歴の説明についてはそつなくこなせ、割と好印象を抱いてもらえました。

ただ次の登録用紙に書いてある内容の希望業種に関する鋭い質問に狼狽する事に。

今まで自分が経験してきた業種は電気関係の設計がメインだったのに、紹介してもらいたい希望業種には金属加工業や人材派遣等、いままでの経歴と全く関係無い職種も記載しており、その業種に関して想定以上の深い知識の必要な質問が飛んできたからです。

面接官の方は金属加工業に関して深い知見があるようで、専門用語を含んだ金属加工に関する質問に全く回答する事ができませんでした。

また人材派遣に関しても、法律に関する質問に対する答えで自身の知識不足を明らかにしてしまい気持ちが焦りました。

事業引継ぎ支援センターの方たちは本当に属性のあった人と会社をマッチングしようとしており、面談は後継者のふるい落としもかねて行われているようです。

これから面談を行う方は知見のない業種に関しては記載せず、自身の知見の深い業種に絞って面談を受ける事をお勧めいたします。

 

登録してその後

面接官の方も言ってましたが、中々個人がマッチングする事はなく紹介までの結構期間があく事があるので登録して事業引継ぎ支援センターだけに絞らずに色々な事をした方がいいよとの事です。

確かに登録して数か月経っても音沙汰はありませんでした。

その間に仕事を辞めたり起業の準備をしていた所、登録から半年経った頃にとうとう案件を紹介してもらえました。

なかなか登録してから紹介してもらえるまでに期間は空きますが登録しておけば、突然紹介してもらえる事がありますので、事業承継に興味がある方は是非とも登録をおすすめします。