最近はブログやyoutubeなんかでサラリーマン以外の生き方について紹介していたり、個人で稼いで生活する仕組みがどんどん整備されてたりしてる事から、サラリーマン以外の職業を選択する人が増えてきたように感じます。
有名なインフレンサーの方の中には「サラリーマンに向いてないと思うなら絶対なるな、人生の無駄使い」って強くサラリーマンになる事を否定する人もいます。
確かに本当にサラリーマンは嫌だ、絶対に向いてないって強い意思をもってる人はならないほうがいいのかもしれません。だけどなんとなく、「朝早く起きるのだるいな」とか
「満員電車やだな」くらいの甘い考えでサラリーマンに向いてないって思ってる人は、意外向いているかもしれないですし、なったほうがいいかもしれません。
本記事では学生時代自堕落な生活を送っていて、サラリーマン向いてないんじゃと思っている方が実は向いている点を、自分の実例を踏まえて紹介します。 |
目次
単に自堕落なだけならサラリーマンになろう活躍できる。
大学って人生の中でもかなり自由に過ごせる期間だと思います。親元を離れて小うるさい事を言う人は近くに誰もいない。週に1,2度バイトして生活費を稼いだら、あとの時間は自由に過ごす。僕の学生時代はこんな感じでした。
でも自由であればあるほど、僕のように自己管理出来ない人間はどんどんと堕落していきます。朝決まった時間に起きれないというか起きず、大抵昼まで寝てました。
昼に起きて、外に出るころには日が暮れてる。コンビニ以外のお店は閉まってるから、家で朝までテレビを見たりyoutube見て過ごすという何の生産性もない毎日を送り、どんどんとダメ人間になっていったのです。
そんなダメ人間代表のような僕でしたが、とある事がきっかけで半年で200万円の借金を背負います。しかし幸か不幸か、この出来事は嫌々ながらも就職活動を行うきっかけとなり運よく就職する事ができました。
そしてそれから約10年間のサラリーマン生活を送るのですが、この生活を通して自己管理出来ないダメ人間から脱却し、ある程度自己管理ができ最低限の社会的礼節をもった人間に生まれ変わる事ができました。
もし僕があの時サラリーマンになっていなかったら、アルバイトか何かをして日銭を稼ぎながら、死んだ目をして生産性のない毎日を送っていた事でしょう。
学校を卒業したら手に職をつけてフリーランスでやっていくとか、明確な目標をもってたり、努力ができる人はサラリーマンなんてならなくてもいいかもしれません。
しかし目標も希望も特になく、自堕落な生活をおくっているだけでそんな生活を続けたいだけと考えている僕のような人はサラリーマンになり、強制的に会社に人格矯正してもらう事をお勧めします。
また自堕落だからサラリーマン向いてないと思っている人って、実は向いていて会社でその才能を開花させる可能性を十二分に秘めていると思います。
その理由について僕の体験談を踏まえて説明します。
自堕落なダメ人間がサラリーマンに向いている2つの理由
自由な大学生活で完全に堕ちていきダメ人間となった僕でしたが、ダメ人間ならではの特性が以外にもサラリーマンで必要なスキルとマッチし、上手く社会人として過ごしていくことが出来ました。
ここではその理由について紹介します。
1:不安やストレスをあまり感じない
人っていろんな不安を抱えて生きていると思います。サラリーマンになって周りの同期を見ていると「やる気がないなんて評価されないようにしないと」とか、「出世コースから外れたくない」とか、自分でストレスを創造する人が結構いました。
そしてそれを払拭するように頑張るけど、中にはその圧力で潰れてしまう人もいました。
僕の場合は同期たちが感じてたようなモノとは無縁でした。だって堕落した学生生活を送ってきてた自覚があるので、出世なんて最初から諦めてましたし、将来に不安を感じてたらぐーたら生活は送れません。
多分不安とかそういった類の物に対する感覚が鈍いんだと思います。
学生時代堕落して生活していた人は僕と同じように不安やストレスに対して感性が鈍い人多いんじゃないでしょうか。
サラリーマン生活って長ければ30年以上続きます。外部から色々な不安やストレスを感じる事も多いので、出来るだけそういったものを感じない事が大切です。
以前「鈍感力」って本が流行りましたが、僕はそんな本を読む必要ありません。だって最初から身についてるんですから。
2:すぐに楽をしようと考える思考力は侮れない
自堕落な生活を送ってる人って楽をしたいって考えている人が多いんじゃないでしょうか。
僕はそんな人でした。そして楽に生きるにはどうすればいいかって事は常に考えてました。
この楽をするためにどうすればいいかっていう思考力は、サラリーマンという世界で大いに役立ちました。
この経験から僕と似たような人はサラリーマンに向いてるんじゃないかなと考えてます。
思考力を使って短期間に先輩社員に認めてもらった実例紹介
例えば10年目の先輩社員と一緒に仕事をしたとします。普通の人だったら、先輩社員に
迷惑をかけないようにと先輩社員と同じレベルの知識を短期間で習得しようと頑張るのかなと思います。
僕はそんな事しません。10年分の知識ってやっぱり膨大だしそれに短期間で追いつくなんて必死で努力しないといけませんし、そんなことしたくないからです。
だけども、入社してこんなに経つのになんで知らないんだとか出来ないんだとかって怒られるのも死ぬほど嫌でした。
その1:先輩社員をひたすら観察観察
そこで僕は、出来る限り労力を使わずに先輩社員に認めてもらえる方法を、この思考力を使ってみつけるのでした。
僕が思いついた方法は、まず先輩社員をひらすら観察する事でした。そうすると徐々にその人の得意分野と苦手分野が分かってきます。
その2:先輩の苦手分野なら短期間で追い越せる
人間誰しも苦手な事ってやりたがらないし学びたがらないので、苦手分野に関しては先輩社員の知識も経験も薄いんですよね。
なので苦手分野に絞れば、短期間で経験も知識も先輩を上回る事ができます。得意分野についていこうなんてするより全然楽です。
その3:先輩後輩の関係からビジネスパートナーに
先輩よりも苦手分野について詳しくなると徐々に仕事での関係が変わっていきます。先輩が得意な部分は先輩が。先輩が苦手な分野は僕がという完全に対等な関係です。
同じ土俵で頑張ってたら、いつまでたっても不出来な後輩のままかもしれませんが、苦手な分野の土俵に上がってしまいさえすれば、たいして努力しなくても不出来な後輩から、ビジネスパートナーにランクアップできてしまいます。
その4:まとめ
これは一つの例ですが、こんな感じで楽をして生きていくにはっていつも考えてる人は、この楽をするための思考力が身についていると思いますし、その思考力をフル稼働させれば、省エネでサラリーマン生活を乗り切るのも容易だと思います。
インフレンサーに感化されてやりたい事は特にないけどサラリーマンはやめておこうと思ってる人へ
「サラリーマンなんてなるな」って言ってる有名なインフレンサーに感化される人も最近は多いと思いますが、あの人たちの生産性や行動力って凄く高いです。思いついたら即実践という言葉を地で行く人ばかりで僕のようなダメ人間いません。
単に朝起きるのがちょっとつらいとか、小さな理由だったらサラリーマンになる事をお勧めします。フリーランスになるより絶対楽ですよ。だって毎日何も考えてなくても仕事をもらえて、その仕事をしてれば毎月お給料もらえるんですから。
今僕は脱サラして、自分の力でお金を稼ぐ方法を模索してますが凄い労力です。
サラリーマン生活を経て、ある程度人格矯正できたので何とかなってますが学生の時のままだったら、既に実家に寄生するニートか追い出されてたらホームレスになっていると思います。
サラリーマン生活って学生時代は全く関わる事のなかった幅広い世代と関わりますし、その経験だけでも得難いメリットだと思います。
もし他人の言葉に流されるだけでサラリーマンという職業を選択肢から除外しようとしている人はもう一度考えてみませんか。