雑記

いなフリを通して見つけた人生の探しもの

「仕事を辞めて、これから起業なり個人で商売してくってなると人付き合いはすごく大切だから。ナカムラはその辺がちょっと苦手だから頑張れよ」

これは仕事を辞める際、部長からかけられた言葉です。

その言葉は自分としても自覚しているし気にしている部分だったのでずっとモヤモヤしてました。

そんな時、たまたまツイッターでいなフリというものを知りました。

1ヶ月間、フリーランスを目指す人が一緒に生活しながらフリーランスでのお金の稼ぎ方を学ぶというものです。

フリーランスを目指す人なら自分と似た人も多いかも。

もしかしたら今後長く付き合っていく事のできる人を見つけられるかもしれないと思い、勢いで参加してみました。

憂鬱ないなフリ直前

正直今までの人生、団体行動と人付き合いが苦手だし嫌いでした。

保育園の頃の映像を見ても、皆が一生懸命走っている中1人立ち止まって団体の輪を乱していたし。

小中学校の頃は移動教室や運動会とかは前日にわざと水風呂に入って、風邪を引いて休もうとしたり(一度も成功しませんでしたが)

高校に至っては体育祭サボりました。

社会人になってもこの癖は抜けず同期の飲み会は一度も参加した事がありません。

そんな自分がやっていけるのか猛烈な不安が襲います。

だけど受講料も払っちゃったし、キャンセルも効かないのでとりあえず参加してみて合わなかったらすぐに帰ろうと思いながら、いなフリ初日を迎えるのでした。

いなフリ5日目で変わった心境

いなフリの最初の方は緊張していてあまりよく覚えてませんが、自分の悪い癖で初対面の人には壁を作っていました。

「年取っているから、性格悪いから、団体行動苦手だからと」

とりあえず距離をとって準備しないと、人と会話する事ができない面倒臭いヤツなんです、僕という人間は。

ただ、いなフリはそんな僕でも嫌な顔せず受け入れてくれます。

そして僕を最も驚かし、変えてくれたのは下宿先となった大原ハウスの住人達でした。

彼らは皆、壁がないどころか、すっぽんぽんの状態(心の話です)で最初から向かいあってきてくれました。

そんな驚愕の光景を目の当たりにして僕も壁を作るのがバカらしくなり、その日を境に止めました。

いなフリがはじまって5日目くらいでしょうか。

大原ハウスの住人を真似て、壁も服も全部取っ払ってすっぽんぽん、ありのままの自分で皆とコミュニケーションを取り始めてみると、存外拒絶されず皆の輪の中に溶け込んでいけました。

ありのままの自分でいる事できる場所は本当に心地良かったです。

大原ハウス大原ハウスにて

いなフリを振り返って

今までの人生で何かが足りてない、そんな焦燥感にいつも苛まれてました。

それを埋めるために旅行してみたり、高いご飯を食べに行ってみたりしてみましたが満たされる事はありませんでした。

いなフリに参加して、その足りてなかったものを見つける事が僕にとっては何よりの収穫です。

最近は初めていったカフェで店長と話をしたりと、いなフリ参加前だったら絶対にしないし出来なかった事をするようになり自身の変化に驚いてます。

今後はいなフリ以外にもありのままの自分を受け入れてくれる、そんな場所をどんどん増やしていきたいと考えています。

最後にいなフリを振り返って思うのは、ただただ参加して本当に良かったという思い。

そして一緒に楽しく過ごさせてくれた皆への感謝です。