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終身雇用崩壊、若い世代のサラリーマンが今後を考えて意識すべき事

7か月程前に「終身雇用崩壊、これから日本はアメリカのような社会になる!?」といった記事を書きましたがついに現実化し始めてきました。

大企業で続々と45歳以上の社員に早期退職を促しはじています。

少し前まで景気もよく企業も内部留保が溜まっているので早期退職の場合は退職金の上乗せなどの労働者有利な優遇措置がとられていますが近い将来、景気の悪化や法改正で労働者の解雇条件が緩和されたら優遇措置も無くなりはした金だけ渡されて外に放り出される。

そんな未来がやってくる可能性が高いと考えています。

特に今20代、30代のサラリーマンはそんな最悪な状況でも生き抜いていく力を身に付けないといけません。

本記事ではどういう40代後半の人材が会社で不要と判断されるのか?将来解雇されても生き抜いていく為に身に付けておきたい能力について紹介します。

早期退職の流れは止まらない 会社にしがみつこうなんて考えでは✖

私は昨年退職をして、起業という道を選びました。

その理由は所属している会社のサラリーマンという環境化では将来、自分の力で生き抜く為の力を身に付ける事が出来る可能性は皆無だと悟ったからです。

年齢が30歳超えてくると皆結婚して子供なんかも生まれて、起業や転職なんてリスクのある行動は怖くて怖くて、会社に与えられた仕事を自分なりに必死でこなして一生会社にしがみついて生きていこうと考える人が多いです。

正直、この考え方の人たちは全員将来の早期退職候補になる可能性が高いので危機感をもちましょう。

会社から与えられた仕事をこなすだけだと、これから生き抜いていくのに大切な「考える力」が全然身に付きません。

いやいや、仕事の中でやり方を工夫したり自分なりに考えて仕事をしていると思っている方も多いかもしれませんが、その考えはかなりずれてます。

ここでいう「考える力」というのは商売を考える力です。

商売というのは非常に簡単で、何かしらの原材料に付加価値を与えて売ってその差額を儲ける事です。

しかしサラリーマンだとベンチャーや社内起業が活発なリクルートみたいな会社じゃない限り、本気で自分で商売を考えるといった機会が皆無です。

私は以前在籍した会社で管理職だった事もあり、40代後半以降のそれなりに出世した人たちと関わる機会が多かったのですが、この考える力をもっているなと思える人はほぼ皆無でした。

何人かに今仕事を辞めたらどうやって生きていけるか聞きましたが、全員必死で転職先を探すしかないって答えしか聞けませんでしたから。

ITの進歩で経験が重視されない世の中に

私は前職で設計職についてました。

設計職というのは専門職で代替え不能な将来安泰な職業のような気がしますがそんな事ありません。

所属していた会社で求められている設計能力は3、4年も働けば1人前のレベルに達せる程度の技量。

それ以上は10年選手も20年選手でもそこまで変わりません。

ただ10年選手,20年選手のほうが確かに重宝されてはいましたが、それは経験の差から重要な判断を即座にできたり、問題が発生した時に問題点を見つける速度が早いという優位性があったからです。

今まではそういった経験というものはデータ化されず個々人に蓄積されていたので価値がありましたが、最近はそれらがどんどんデータ化されているので経験の価値が低くなっている事をひしひしと肌で感じていました。

経験による差が無くなったら、若くて体力も理解力も高い若者と衰えた中年どちらが選ばれるかは明確でしょう。

この環境の変化によって長く仕事を継続する事で得られる経験の価値が低下しているという状況は私がサラリーマンを辞めると決めた大きな理由の一つです。

仕事の出来ない中年社員は若手社員に悪影響、朝日新聞の早期退職への破格の条件

最近衝撃的なニュースががありました。

朝日新聞、45歳以上の「早期退職」募集…退職金の「驚きの金額」

朝日新聞では早期退職者に退職金とは別に60歳までは現在の年収の4割ほどを支給するというなんとも破格の条件で早期退職者を募集しています。

この条件なら給与をある程度下げれば同じコスト削減効果が得られると思いますが、ここまで破格の条件をつけたのは、仕事の出来ない中年いわゆる働かないおじさんが社内にいる事で若手社員に及ぼす悪影響に比べたら、破格の条件で辞めて貰ったほうがメリットが大きいという事なのでしょう。

確かに仕事の出来ない中年社員ほど、自身を守るために「年功序列が」とか「メンツが」とか本当にくだらない事にこだわります。

上司が年下だった場合に非常にやりにくいですし、一緒に仕事をしている優秀な若手社員のモチベーションを下げ、転職させてしまう大きな理由にもなりますから。

これから生き抜いていくには「商売を考える力」を身に付ける事

ただ会社から与えられた仕事を何も考えずにこなすだけなら、中年になった将来会社をクビになる可能性がどんどん高まっています。

それを回避する為には会社にとって重宝される人材となる事です。

中年になってからも重宝される人材になる為には、先に述べた「新しい商売を考える力を持っている人」と、「チームをまとめる事が出来る人」

チームをまとめる事が出来るというのは、時に部下に厳しく接する必要がありますし自身が批判される機会も増えるので適性がない人にはかなりキツイ仕事です。

または設計知識を日々勉強し続けて、その分野のスペシャリストになるという選択肢もありますが同じ環境にいると慣れと成長の区別がつかなくなるので、この選択肢もかなり難易度が高いでしょう。

そうすると消去法で「新しい商売を考える力」となるのですが、新しい商売を考える力というのは適正は関係なく、少し意識を変えるだけでどんどん鍛えられるのでおすすめです。

具体的に「新しい商売を考える力」を鍛えるには

まずは

・過去に成功した商売の事例を通勤時間に1例毎日読むようにする

・散歩をしている時に新しい商売になりそうな事を考えながら歩く

このくらいの事をするだけでOKです。

過去に成功した商売事例などは検索すればいくらでも出てきますし、散歩中の意識を少しだけ変えるだけなので割と敷居は低いです。

次に思いついた商売のアイデアや過去に成功した商売で自分でも出来そうなものをひたすらメモを取る事です。

アイデアって突然湧いてきますがメモを取らないと後で忘れてしまう可能性が高いので必ずメモをとりましょう。

ラインなどのアプリで自分一人のグループを作って、思いついた時にメモをとるのがお勧めです。

アイデアが溜まってきたら、それらを見返しましょう。そうすると思いついたアイデアと思いついた時の状況を思い出す事が出来ますしいくつかのアイデアをまとめて再構築する事で新たなアイデアが思いつく事もあります。

最後は結構敷居が高くなってしまいますが、やはり思いついたアイデアを実践する事です。

考えるだけでなく実際に実践してみると非常に役に立ちます。

実践する際は失敗してもさほど被害がでないように少額かつ小規模でできるアイデアを考えて実践しましょう。

小規模かつ少額でできるアイデアを考える力を育んでおく事は、サラリーマンを辞めたときに一番役に立ちます。

そして実践してみると例えば売り上げが伸びなかったら何が悪かったかなどを分析したり、正直サラリーマンの仕事でも同じような事をしますが、当事者意識が全く違うのでそこで得られる内容は段違いです。

重宝される人材となる為に個人の力を鍛えよう

現代の若者は昔に比べると金銭面では厳しい環境になってきてます。

昔だったら

・銀行の金利が数パーセントあって定期預金で預けていれば資産はどんどん増える

・高度経済成長期だったので給与もどんどんあがっていく

・終身雇用制度がしっかり保証されているから一度会社に入れば安心

・税金も安いし年金も支払った額より貰える金額の方が確実に多い

と金銭面での環境は今と段違いです。

しかし別の方面を見ればインターネットの発達で、簡単かつ低コストで自分の商売を始められる環境が整っています。

商売のアイデアや仕組みも簡単に調べられますし海外との取引も昔に比べたらかなりハードルは低くなりました。

これからは世の中では自分で商売を考えて実行できる力というのが生きていくのに必要な能力です。

サラリーマンの副業も解禁されましたし、サラリーマンをやりながら自分で考えた商売を副業でやってみる事は本当にお勧めです。

一つの事にしか集中できない私と同じようなタイプは思い切って会社を辞めて、別の事に専念するのも手です。

私の場合、サラリーマンを辞めて事業承継M&Aをして会社を買ってみました。

毎日学ぶことが多くとてもおすすめです。

買うまでの流れを下記の記事に纏めてますので良かったら読んでください。

事業承継 後継者のいない会社を個人が買ってみた!! 買うまでの流れ、注意点を紹介11月末にM&Aの最終契約を結びました。 個人によるM&Aについて知ったには2018年の6月頃、そして活動を始めたのが8月ですので、1年と4か月かかりM&Aを実施する事ができました。 ネットで個人によるM&Aについて体験談がほとんどなく手探り状態で進めていったのですが、これから個人でM&Aを考えている方や現在されている方へ、何をすればいいのか?、気を付ける事は何か?、苦労する事は何か?など自分が活動して感じた事を紹介したいと思います。...