副業

「副業失敗談」Amazon輸出をやって大失敗。その原因を分析してみる

サラリーマンを辞める前、辞める日までに副業で毎月ある程度稼げるようになっていれば、辞めた後も安泰だなーなんて考えて色々な副業に手を出してみた時期がありました。

正直文章を書くのは嫌いだし仕事でつかれて帰ってからプログラミングを勉強する気力も無かった私が飛びついた副業はネットで見つけた「amazon輸出」。

ネットで紹介されていた仕入れをする資金があればさほど努力しなくても稼げるという甘言を信じてはじめた副業は大失敗。

仕入れの資金の半分も回収できない大赤字を吐き出しあえなく撤退。

今はもちろんやっていません。

本記事は私がAmazon輸出で失敗するまでの体験談の紹介と何故失敗したのか?成功する為にはどうすれば良かったかを自分なりに分析したので紹介します。

出会いは2chまとめ、すぐに始めたAmazon輸出

Amazon輸出を始めたきっかけは2chのまとめサイトでした。

そこには

  • アメリカのAmazonと日本のAmazonで価格差があるものが沢山ある
  • アメリカのAmazonの購買意欲は凄くて出品した先からどんどん売れていく
  • 1日1~2時間くらい商品ポチポチしてアメリカのAmazonに送るだけで月に30~50万円儲かる

などなど夢のようなパワーワードの数々。

おお、これはいい。

さっそく実践してみる事に。

Amazon輸出で調べるとやり方について詳しく紹介しているサイトが沢山あったので、検索で上位にあったサイトに書いてある通りに手続きをしたら、非常に簡単にはじめる事が出来ました。

Amazon輸出の始めかた

ざっくりしたAmazon輸出の始め方は以下の通りです。

具体的にはググればすぐ分かりやすいサイト見つかりますのでそこを参照下さい。

①アメリカAmazonでセラー登録をする

②海外口座を開設する

③輸出代行業者に登録

④アメリカAmazonに海外口座番号と輸出代行業者の住所を送る

以上の4つの工程で準備完了です。

あとは、商品を選定して輸出代行業者に荷物を送ればOK。

全て日本語対応のページがあるので本当に簡単に始められます。

Amazon輸出で稼ぐにはFBAかつ大口出品が必要

Amazon輸出で稼ぐには大口出品でFBA登録する必要があると参考サイトに書いてありました。大口出品しないとカートを取る事ができないようです。

カートというのはAmazonの右端の部分の事で、このカートをとれるか取れないかで売り上げが全然違うとの事。

さっそく大口登録をしてみました。しかし大口登録をすると登録した日から毎月約5000円の月額利用料がかかります。登録後すぐにでも商品を出荷したかったのですが②~④の工程に結構手間取り1週間ほどかかってしまいました。

とほほ。。。

原因は海外口座を開設したら証明書を発行し、それをamazonに送らなくてはいけないのですが、証明書発行を申請して届くまでに1週間かかったからです。

ちなみに私が利用した海外口座はpayoneerという業者です。

Amazonセラー登録完了、急いで商品を送るも、届くのに1週間以上かかる

amazonセラー月額利用料が発生して1週間が経過。

このままでは何の商品も販売できないまま月額利用料を浪費してしまうと焦りつつ、急いで商品を選定して輸出代行業者へ送りました。

輸出代行業者へ届くのに2日

業者の手続きに2日

アメリカへ輸出で7日

と毎日時間が浪費され結局amazonで販売準備が完了するのに合計で20日ほどかかり月額利用料の2/3を無駄にしてしまいました。

よくよく考えるとFBA登録には小口と大口があり小口だったら月額利用料がかからなかったので小口で登録して商品到着したら大口にかえればよかったんじゃと今更ながら反省です。

Amazon出品した商品とその選定方法

出品する商品の選定方法ですがやみくもに調べても時間を浪費するだけだと思ったのでこれも参考サイトに載っている方法をそのまま実践してみる事にしました。

まず二つのソフトを使います。

・ZonASINHunter

・Keepa

です。

ZonASINHunterは有料のソフトで4000円ほどなのですが、このソフトを使うと他の人が出品している商品の一覧、金額、商品の評価数、商品のURLをみる事ができ商品選定をかなり効率的に行う事ができます。

そしてKeepaはchromeのブラウザ拡張機能ソフトで無料で導入できます。

これはAmazonを日常的に利用している私にとって神のようなソフトでした。

Amazon輸出失敗しましたがこのソフトを知る事ができたのはおおきな収穫です。

高い勉強量ですが。。。

このKeepaというソフトを入れるとAmazonで1か月あたり対象の商品が何個くらい売れているのか?

アメリカAmazonと日本のAmazonの価格差、いままでの価格の変動などを調べる事が出来ます。

この二つのソフトを利用して私は以下の基準で商品を選定しました。

①月に10個~100個くらい売れていて価格差が20%以上ある

②出品しているセラーの数が少ないあまり人気のない商品

この二つです。

特に理由②は人気のある商品は既に競争過多となっていて価格差がほとんどなく、送料などを入れると赤字のものばかりだったからです。

以上とっても単純なルールで選定した商品は以下の4つ。

・ヴァリアブルアクション Heroes ONE PIECE ロロノア・ゾロ

・【PS4】アイドルマスター ステラステージ

・シャープ SHARP 超音波ウォッシャーシルバー系 UW-A2-S

・Bellroy メンズ レザ ー Micro Sleeve ウォレット

どの商品も当時は値段差がけっこうあって、ライバルセラーもいないし、定期的に売れてるため儲かるはずでした。。。

amazon初出品、出品した瞬間に売れると期待して待つも一向に売れず

ようやく出品が完了し期待に胸が膨らむ私。

ああ明日起きたら半分くらいうれてるんだろうなー、なんて考えながら眠りにつき翌日見ましたが何一つ売れてませんでした。。。

いやいや初日だしとその翌日、やはり売れず。。。。

結局初めて売れるのに10日ほどかかり、一か月目の利用料がまるまる赤字。

そしてその後も全然売れません。

このままだとただ月額料金を支払うだけで、さらに保管料も発生してしまう。

あせった私は商品を値下げをすることに。

ぼったくり価格でなく相場に近い金額に。

値下げをしたところ、商品は売れるには売れました。

最初調べた時はアメリカのネットリテラシーは低いから高い値段にしてもどんどん売れていくとありましたが、以外と賢いようです。

結果、ほぼ利益が出ないような価格でしか売れず全く儲かりません。

高い返品率と返品手数料で大赤字

ようやく仕入れた商品をほぼ吐き出したころAmazonから商品返品の連絡がきました。

(ちなみに既にこの時点でアメリカまでの送料と月額利用料が赤字です。)

返品された商品はこの二つの商品

・ヴァリアブルアクション Heroes ONE PIECE ロロノア・ゾロ

・【PS4】アイドルマスター ステラステージ

返品理由は他にもっと安く販売しているところを見つけたから、と違う商品と間違えて購入したとの事。FBA販売では返品時に発生する手数料は業者持ちです。この為1回の返品で千円から二千円の手数料が発生します。

そして返品された商品が新品状態ならそのまま販売を継続できますが、開封などされている場合Amazonにて検品し新品として販売可能なら再度販売、不可なら業者へ返品か処分のどちらかを選ぶ必要がありました。

ONE PIECEのフィギュアに関しては再販出来ましたがアイドルマスターについては処分となりました。返品手数料を払って物まで処分。。。

Amazonで販売した商品は全部で10個ほどでしたので返品率は20%と恐ろしい返品率でした。そしてこの返品により完全に赤字となりました。

最終的に11万円を投資して戻ってきたお金は6万6千円。

約40%損失という大失敗です。

Amazon輸出に大失敗した原因は

1番の敗因:amazon輸出はライバルが多くレッドオーシャンであった事

割と簡単にできる副業なためamazon輸出をやっている人はとても多く、皆ライバルになります。

また最初は売る事ができるカテゴリが非常に少なく狭い市場の中で沢山のライバルと競争をしなくてはいけません。

売れ筋の商品なんかは価格競争が激しすぎ、ほぼ原価のような金額でしか売れません。

ライバルのいない商品もたまにありますが、すぐにライバルに見つかって価格競争となってしまいます。

2番目の敗因:アメリカの返品文化をなめていた事

アメリカでは簡単に返品申請があります。

返品申請された場合送料は出品者側の負担となるので送料だけでも赤字です。

更に返品された商品が開封されたり傷がついているとamazonで新品として販売が出来ません。

ただでさえ利幅が少ないのに返品されると確実に赤字です。

ちなみに私の時は返品率20%という脅威の数字を叩きだしました。

Amazon輸出で稼ぐにはどうすればいいのか

1:長くやる事。

どの商売も一緒ですが継続する事は大切です。

amazon輸出の場合、実績がつくと売る事ができるカテゴリが増えます。

増えるというか自分で新規カテゴリで売ってもいいかAmazonに申請するのですがその申請が許可される可能性が高くなるようです。

増えたカテゴリは新規参入者は入ってこれないので当然ライバルが少なくそこまで価格競争にはさらされない商品が多くある為、利幅がとれ儲けられます。

私の場合は頑張っても頑張っても、毎月赤字を垂れ流すのに耐えられずにやめてしまいましたが儲かりませんが赤字にもならない商品もあるにはあるので、それで継続して実績を積むのもありかもしれません。

2:自分のオリジナル商品を売る

誰でも仕入れが出来る商品だとライバルが多く商売になりません。

私が仕入れたホビー系、ファッション系の商品なんて誰でもネットで仕入れができてしまうものでした。

なので瞬間的に儲かる状態の商品だったとしてもすぐにライバルが現れてしまい、儲けられませんでした。

最低でもネットでは買えない店舗限定の商品などで勝負すべきでした。

ただ一番いいのは自分のオリジナル商品を作って、ある程度利幅のとれる値段設定にして販売する事だと思います。

自分の完全オリジナルというのは中々思い浮かびませんが、世の中で売れている商品に少し自分のオリジナリティを加えるだけでもいいです。

中国のAliExpressなどを利用すればネットのやり取りだけでオリジナル商品も作れますし。

副業としてAmazon輸出はおすすめか

正直、私としてはAmazon輸出はお勧めできません。

自身が大赤字をこいたというのもあるのですが、毎日利幅のとれる商品を必死で探さないといけませんし、仕入れと梱包、発送といった作業も割と手間がかかります。

労力に見合った分稼げるかというとそんな事全くないからです。

またAmazon輸出を通してなんにも能力が身につくかないというのも理由の一つです。

オリジナル商品を開発したりする気概のある人なら、Amazon輸出を通してオリジナル商品の作り方や信頼できる工場などのノウハウを蓄積する事ができるのでお勧めできますが、私のように隙間時間でお小遣い稼ぎたいみたいな人には向かないと思います。